NDロードスターでもキャンプができる!と嬉しくなった私は、
徐々にギアを揃え始めるのでした、そして、世間の波に飲まれてそのまま冬キャンプに突入し、.
冬キャンプの洗礼を受けました。
2月の道志の森キャンプ場。
神奈川からも近く、どうしても近所のような気がしてしまいますが、紛れもなく山梨。
山梨といっても甲府のような穏やかな感じではなく、谷。荒ぶった谷なのです。
厳冬期ともなれば氷点下10度近くになることもあり、雪が降れば孤立してしまうような、そんな谷なのです。
そんな場所に、こんな装備で突撃してしまった私。
昼間はまだ陽がポカポカしてたのですが・・・.
日が暮れたら寒いのなんの!
冬だから17時にはもう真っ暗なんですが、日が暮れた途端、恐るべき速度で気温が下がりました。テントに入ってシュラフにくるまれば・・・と思ったのですが、大誤算でした。
この時は夫婦で行ったのですが、晩秋の南八ヶ岳のテン泊で極寒の洗礼を受けて装備を揃え、北八ヶ岳や燕岳での雪中キャンプも出来ていたはずなのに、これがまるで役に立たなかった。
何がだめだったのか、書き出してみます。
・テントが山岳テントじゃなく、ティピーテント。
天頂に大きな換気口、裾も開いています。床はなく地面です。
体感としては外で野宿してるのとなんら変わりがありません。裾には100均の養生シートで自作スカートを付けてみたのですがこれが全く役立たず(いや、なかったらもっと寒かったのだろうか)。
・コットがあればマットは不要だと思ってしまった。
コットは所詮一枚の薄い生地。風も通るし地面からもしんしんと冷気がダイレクトに届きます。これが一番辛かった。氷上で寝ているかのようです。シュラフは寝ている側は潰れていますので保温のしようがありません。
・シュラフが3シーズン用だった。
山岳テントの時は、上下ダウン、象足、インナーシュラフ、サーマレストマットの装備だと3シーズン用でもそこそこ寝れたのですが、この時は寝れるどころの話ではありませんでした。この時はコットがあるので、とマットを持っていかなかった。これも大きな原因の一つだと思います。
寒さにたまらずテントを飛び出しあらゆる火器を持ち出し
焚き火、コンロ、灯油ランタン・・持っている火器を全投入して寒さに抗ってみましたが全く歯が立たず。火器の燃料もなくなり、テントに戻るしかないのでした。
朝起きたらテントに触れていた頭と足の表面が凍りついていました・・・
周りのキャンパーはというと薪ストーブや灯油ストーブ、果てはコタツなんてのもあり、異様にぬくぬく感をまき散らしています!羨ましい・・・ロードスターで冬キャンプは無理なのだろうか・・・
悶々としながら春を迎える。
↑ふもとっぱら(春)
↓青野原オートキャンプ場(春)
季節はめぐり、また冬が来た。
そして私はとうとう薪ストーブに手を出してしまったのです。
ジャン!
テンマクデザインのウッドストーブS!
これならきっと入るでしょう、ロードスターにも!
薪ストインストールならポリコットン!ということでパンダTC+購入!
何回か張るうちにむくむくと頭をもたげる次の欲求
テントも大きくしたい!
サーカスTC!購入
・・・こんな具合に次から次へとキャンプ道具を購入。
気分はこんな感じです。
はてさて、どうなってしまうんでしょうか
次へ続く。